- 2026年2月27日
- 2026年3月5日
日本脳炎ワクチン いつ接種する?
日本脳炎のワクチン。結局いつうてばいいの?という質問をいただくことがあります。
定期接種としては生後6か月から90か月(7歳半)、標準的には3歳で接種とされています。日本脳炎は生後6か月から接種することが可能です。
当院では、原則標準的な接種時期の3歳でご案内しておりますが、状況やご希望に応じて生後6か月からの接種も行っております。また、リスクがあると考えられるお子さまに対しては、早期の接種をおすすめしています。西日本は
接種により日本脳炎にかかるリスクを75-95%減らすことができると報告されています。
なお、1期接種を初回接種から追加接種まで全て0.25mL で済ませた場合でも、免疫原性に問題がないことが確認されています。標準的な2期接種の時期(9歳以上13歳未満)までの間に、それ以上の追加的接種をする必要はありません。ご安心ください。
すこし前の提言ではありますが、日本小児科学会でもリスクの高いお子さんに対しては生後6か月からの接種を勧奨しています(以下一部抜粋)
最近の小児の日本脳炎罹患状況をみると、熊本県で2006年に3歳児、2009年に7歳児、高知県で2009年に1歳児、山口県で2010年に6歳児、沖縄県で2011年に1歳児、福岡県で10歳児、兵庫県で2013年に5歳児の報告があります。また、2015年千葉県において生後11か月児の日本脳炎症例が報告されました。
日本脳炎流行地域*に渡航・滞在する小児、最近日本脳炎患者が発生した地域・ブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域**に居住する小児に対しては、生後6か月から日本脳炎ワクチンの接種を開始することが推奨されます。
日本脳炎とは
日本脳炎ウイルスをもつ「コガタアカイエカ」に刺されることで感染します。
- 症状:高熱、頭痛、嘔吐、意識障害やけいれん
- 麻痺、けいれん、精神発達遅滞など重度後遺症:生存者の45-70%
- 死亡率20-40%