- 2025年2月19日
- 2025年2月22日
楽しみ方はそれぞれ
こどもが「へそもち」という本が大好きで、小さいころから何度も一緒に読んできました。
かみなりが、人のすむところに降りておへそをとったり悪さをしてしまい、こまったむらの人やおしょうさんが何とか知恵を働かせておとしどころをみつけるお話です。
いつもキャッキャととても楽しそうにするページがあることに気づきました。かみなりが、桶屋さんや瀬戸物屋さんにおりたときに、たくさんのものを壊してしまうページでした。
あまり、いつもいつも大笑いするので「なんでここ好き?」ときいてみると「かず!」とかえってきました。
≪おけを よんひゃくごじゅうろく、こわしてしまいました。≫ (本文より引用)
というように、とても大きな数がでてくるのです。よくわからないけどとっても大きな数がでてくること、そんなにたくさんのものをかみなりが壊してしまうということが、とてもとても面白かったそうです。
大人としては、味のある絵や、ひょうひょうとしたおしょうさんなんかがいいなあと思っていたので、それとは全く違う「大きな数がでてくること」でこんなにも楽しめるのか、と感心したものです。