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ホームケア:体調不良時に慌てないためのガイド

【エビデンスの視点】
赤ちゃんの急な発熱や嘔吐。実は、お家での「過ごし方」が回復を早める一番の薬になります。
おうちで無理なくできる、正しいホームケアをお伝えします。

発熱時のケア:お風呂と衣類の新常識

お風呂 38.0℃以上の熱があっても、本人の機嫌が良く、食欲があればサッと短時間の入浴(またはシャワー)はOKです。皮膚を清潔に保つことで安眠に繋がり、回復を助けます。
ただし、ぐったりしている時や震えている時は控えましょう。
衣類
  • 熱が上がっている時(手足が冷たい): 寒気がしているので、1枚多く着せて温めます。
  • 熱が上がりきった時(手足が熱い): 薄着にして熱を逃がします。脇の下や太ももの付け根を冷やすのも効果的です。

嘔吐・下痢時のケア:点滴を避ける「少量頻回」摂取

一度にたくさん飲ませると、胃が刺激されて再び吐いてしまいます。

水分補給の鉄則 経口補水液(OS-1など)を、「小さじ1杯(5ml)を5分おきに」与えてください。吐いてしまうようならもっと量をへらし、小さじ1/2程度で繰り返し、吐かなければ少しずつ量を増やします。
あくまで目安、うまくいかないときは早めに受診してください。
食事 無理に食べさせる必要はありません。水分が摂れていれば、半日〜1日程度は食事が摂れなくても大丈夫です。
吐き気がおさまれば、少量ずつ試してみましょう。

「すぐに受診すべき?」のチェックリスト

夜間や休日に迷った際は、以下の項目をチェックしてください。

  • 生後3ヶ月未満の赤ちゃんの38.0℃以上の発熱(至急受診が必要です)
  • 水分が全く摂れず、おしっこの回数が極端に減っている
  • 意識がはっきりせず、視線が合わない
  • 激しく泣き続け、なだめても泣き止まない
  • 呼吸が苦しそう、ゼーゼーしている

院長からのメッセージ

具合が悪い時、一番不安なのは赤ちゃん本人であり、それを見守るお母さん・お父さんです。ホームケアは「完璧」を目指さなくて大丈夫。まずは水分が摂れているか、顔色はどうか、落ち着いて観察してあげてください。迷った時はいつでも、受診してくださいね。